ふくろうマークについて   

 むとう小児科医院のトレードマークは、ご存じのようにフクロウ(本当はミミズクかもしれませんが。)さんです。患者さんのお母さんからその由来を時々質問されます。むとう小児科も松任に開業して早いものでもう6年がたってしまいました。これを機会にフクロウマークの由来をお話ししたいと思います。
 開業するときに小児科だから親しみやすいように何かマークがあったらいいのではと思って、知り合いの画家夫妻にお願いしました。1〜2週間程でいくつかのマークが出来上がりました。中にはバッタもありました。しかし、ウィンクをしたフクロウさんが一番親しみやすく思えたのです。画家夫妻がどうしてフクロウを思いついたのか、聞いたおぼえがありません。しかし、私は確信しています。たぶん院長の顔をイメージして思い当たったのだと。私の顔は不思議ですが、色々なイメージを持っています。ある時は竹脇無我、ある時はSENDA MITUO、そしてまたある時は刑事コロンボ、そしてまたフクロウさんということになったのでしょう。別に不満はありません。聞くところに寄ると、ある国の神話では、フクロウが知性と愛情のシンボルだそうです。本当にピッタシです。(そこで笑ってるのはだれ。)
 またなんでウィンクしているのでしょうか。別に色目を使っているのではありません。これも後から考えたのですが、「夜も患者さんを診ますが、少しは寝かしてくださいね。」という意味なのです。実に良くできたマークだと思います。本当のフクロウも作物を荒らすネズミを食べてくれる益鳥(有益な鳥)です。今後ともフクロウにあやかって公私ともに害をおよぼさない人間になりたいと思います。

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