9月からまたも医療費改正(改悪?)   

 8月というのに雨の多い天気が続いていますが、如何お過ごしですか。変な天候で体調を壊さないよう気をつけてください。
 それにしても真夏日の少ない夏も寂しいですネ。                             

 さて、9月からまたも医療費が変更になります。今回の変更は、医療費を抑制したいという政府の意向が前面に出た、複雑で分かりにくいものです。すでに、ご存知かもしれませんが、社会保健本人がこれまでの1割負担から2割負担になります。また特に、処方された薬の種類が増えると、患者さんの支払いも増えるという形で薬の使用量を減らそうという考えが特徴的です。その支払った分が医療機関の増収になるわけではありません。後から振り込まれる診療費から差し引かれているからです。小児科の場合は、幸いなことに6才未満まで、薬の種類によって支払いが増えるというやり方から除外されています。また、粉ぐすりやシロップ剤は、何種類か混ぜても1種類と数えるようになりそうです。現時点で、そこもまだはっきりしていません。9月から実施というのに大丈夫なのでしょうか。もっと、熟考して、誰もが本当に納得できる方法を考えてからでもいいような気がします。医療費を節約できる最良の方法はないか、国民一人一人にアンケートしてもいいでしょうし、医療関係やお役人だけでなく経済の専門家や心理学者など、今後の医療を多方面から見つめながら医療費を捉えていく方法もあります。少なくとも患者さんや医療機関が納得できないような医療費の決め方は避けるべきでしょう。どなたか良いアイデアはありませんか。でも、それも税金の無駄使いを正してからですね(きびしい一言!)。

休診のお知らせ
   来る8月14日(木)、15日(金)、16日(土)は、お盆休診です。
また、8月30日(土)は、職員慰安会のため午後は休診です。




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